プロット&シノップス

2005年11月13日

●ロハスな島「石垣島」の歴史@

●開発移住?
話題となっている石垣島。
そこには自然が生きています。
この石垣島が脚光を集めると同時に
観光客、プチ移住の人々が増え始めているのです。
でも、その前に石垣島の歴史を把握したいものです。
先住者のあまりにもすごい開拓移住の歴史がそこにあるのです。
石垣島に「移民?」「開発?」。
そう思う人も多いと思います。
実は終戦と共に次の理由によって石垣島と西表島に
開発移民が始まったのです。
そこには語りきれないドラマが存在しているのです。

●終戦と同時に。
終戦。
それが沖縄に大きな混乱を引き起こしました。
終戦と共に、人々は故郷に戻りました。
また、復員軍人や各地に疎開していた人々、
さらには南方諸島で働いていた人々も
終戦と同時にもどってきたのです。
当然、沖縄は混乱します。
わずかばかりの芋類や雑穀類、
そして米軍からの配給物資で命をつなぐ状態とだったのです。

●石垣島・西表島三万人移民計画。
アメリカ軍と民政府は、こうした状況を打開するひとつの方法として
「石垣島・西表島三万人移民計画」を立案したのです。
そのために、移民者には
@入植当初の食料の提供。
A開拓のための農耕機具の提供。
Bマラリアなどの駆除。
などが条件として出されたのです。

●新天地を求めて。
食べることも厳しい状況のがある中で
石垣島・西表島開拓移民に多くの人々が興味を持ったのです。
それはいくらかでも新しい土地での希望が見えたからなのです。

石垣島を見つめるときに
こうした先人達の苦労と努力を忘れてはいけないように思うのです。

  
Posted by samejima60 at 14:06Comments(0)TrackBack(0)●LOHASな ニュー