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2005年11月19日(土)

石垣市のホテル建設で説明会めぐり意見対立

 【石垣】石垣市の米原地区で県内離島最大のリゾートホテルの開発が計画され、傍聴をめぐって企業側と住民の会合が中止された件で、反対住民の会の早川始 代表世話人ら3人が14日、石垣市役所で会見し「会合をオープンにするべきだ。市民の傍聴や発言ができない会合は認めない」と声明を発表。開発に反対する 1997人分の署名を同市の都市建設部に提出した。
 声明では、米原地区の代表者会議(11人、議長=知花忠・米原公民館長)について、「『住民の傍聴ならびに必要に応じた発言を認める』ことを前提に合意 されたはず」と主張。10日の代表者と企業側の話し合いの場で、代表者会議の議長と数人の代表者が住民の傍聴を拒否したことを問題視し、「問題が起こるの は少人数の代表者に絞り込んで住民を締め出し、密室で会合が行われてきたことが原因」と指摘した。
 早川代表は企業側の説明会開催の条件として(1)米原住民、石垣市民の参加と発言を認める(2)マスコミの取材を受け入れる(3)録音等の記録を認め、 議事録を作成する(4)説明会の開催を10日以前に通知する―の4点を挙げた。
  今後は、住民代表者会議に条件を満たすことを要請するとともに、米原の自然と生態系を守るため、活動の輪を広めていく考えを示した。
  会見で名指しで批判された知花館長は「賛成、反対も含め、まずは米原の住民同士で話し合う場を持とうというのが住民代表者会議の狙い。(早 川代表は)一方的な言い分で、誤解している」と反論し、「何をもって『正式な住民説明会』としているのか分からない。企業側の計画を聞き、住民として要望 することは要望する。そのために代表者会議がある。企業側との会合を持つのもそのため」と強調した。
  住民代表者会議は議長を含め11人で構成されている。賛成や反対、古くからの住民や新しく移住してきた県外出身者のバランスを考慮に入れ、 双方とも5人ずつが選出された。同会議と企業側の会合の在り方については「会合を重ね、方向性が見えた後に公表する」(知花館長)、「石垣市民の傍聴を認 め、必要に応じて発言も認める」(早川さん)と、当初から認識のずれがあった。

(11/19 11:22)