
2005年7月8日(金)
石垣市に大型リゾート 米原で年内着工へ
【石垣】石垣市米原地区で、県内離島で最大規模の大型リゾートホテル「米原リゾートホテル」(仮称)を整備する計画が進められている。
13階建て、330室規模の大型リゾートホテルの整備は、那覇市に本社のある八重山興業(宮良安則社長)の関連会社、興ハウジング(石垣市、大泊吉博社
長)と住宅大手の大和ハウス工業(大阪市、村上健治社長)が計画している。現在、石垣市が開発同意申請の事前協議を行っている。市の開発同意が得られれ
ば、県に開発許可を申請した上で、年内に着工する見通し。
興ハウジングによると、同ホテルは米原キャンプ場の東隣にある敷地7万3500平方メートルに建設する予定で、5階建て1棟と13階建て1棟、コテージ
5棟。離島では現在、石垣市の「石垣全日空ホテル&リゾート」318室、12階建てが最大のホテルだが、「米原リゾートホテル」(仮称)が完成すればゴル
フ場などの施設を除き、建物では離島で最大規模のホテルとなる。
総事業費は90億円の見込み。施設整備は八重山興業と大和ハウス工業で行い、運営は大和ハウス工業の関連会社、大和リゾートが行う。
開発同意申請は石垣市の自然環境保全条例に基づくもので、これまで庁内の17課・室長で構成する開発調整会議を開いて法令や関連計画との整合性などにつ
いて協議してきた。
これまで庁内からは、山や海など自然の景色が広がる米原地区とリゾートホテルとの調和や、川平湾から眺めた場合の景観、水の確保などに留意する意見が出
ているという。
今回の計画は、総面積が20万平方メートル以下のため、アセス法や県アセス条例の対象ではないが、石垣市が事前協議の中で、両社に対し任意のアセスを要
請。両社は既に調査会社に委託してアセスを実施しており、8月にも同市に報告書を提出する方針。
石垣市は今後、庁内の意見照会の結果や任意アセスの内容、住民の意向を集約した上で開発計画同意の是非を決定する。