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10年04月03日
西表石垣国立 公園石垣地域管理計画が施行 国内初、市風景計画と連携 八重山毎日  原案pdf
09年08月05日 大和ハウス、3億5千万申 告漏れ  一部所得隠し 共同通信
09年01月21日 石垣市マンション建設 差し止め請 求却下 那覇地裁 沖縄タイムス
08年11月27日 原告側の訴え棄却  米原リゾート行政訴訟 八重山毎日
08年07月19日 元名蔵開発計画ゼファーが経営破綻 民事再生手続き申し立て 八重山毎日
08年02月22日 農振除外取り消し行政訴訟審理始まる 米原のリゾート開発計画 八重山毎日
08年02月20日 2007年・八重山諸島のサンゴ白化
08年02月08日 農振除外で行政訴訟 米原リゾート開発計画 八重山毎日
08年01月22日 大和ハウス 利益水増し額、 20億円に膨らむ 朝日新聞
08年01月12日 オニヒトデ1594個体を駆除 八重山ダイビング協会 八重山毎日
07年12月20日 原告の請求を棄却 市有地売却住民訴訟 八重山毎日
07年12月15日 オニヒトデ大発生の可能性 ダイビング協が駆除作業 八重山毎日
07年12月15日 オニヒトデ 大増殖兆し/八重山周 辺海域 沖縄タイムス
07年11月29日 大浜市長が証人出廷へ  吉原マンション差し止め訴訟 八重山毎日
07年11月29日 訴訟支援組織構築へ 島の未来考える島民会議 八重山毎日
07年11月11日 残業代、長年不払い 大和ハ ウス系列ホテル 朝日新聞
07年11月09日 利益15億円水増し 大和ハ ウス系列、6年間で 朝日新聞 毎日新聞 読売新聞 産経新聞 日経新聞 時事通信
07年09月25日 白化回復のサンゴ、今度は赤土被害 八重山毎日
07年09月14日 建築確認差し止め請求 吉原マンション計画 八重山毎日
07年08月28日 サンゴ白化モニタリング
07年08月15日 石垣市を相手に住民訴訟 市有地売却で「市民に損害」 八重山毎日
07年08月02日 西表石垣国立公園が誕生 環境省、案内板設置へ 八重山毎日
07年07月21日 八重山毎日特集「島の未来シンポジウム」 見開き右面(556kb) 見開き左面(544kb) テキスト版
07年06月24日 緊急 島の未来シンポジウム ポスター 案内文 八重山毎日6/25 会場風景 アンケート結果 7/10
07年06月16日 16日・17日・18日「米 原・富野海岸自然観察会」(森と海の良い関係について考える)
07年06月10日 リゾート計画地の農地転用、農地法に抵触せず 住民監査請求を却下 八重山毎日
07年06月01日 風景条例きょうから運用開始 建築物や開発行為に届け出義務 八重山毎日
07年05月29日 2度目のサンゴ大産卵 サンゴの卵が石垣島 や 小浜島周辺を漂う/石垣航空基地が確認 八重山毎日5/31
07年05月27日 米原の「森とサンゴ礁の関わり」調査研究開始・記者会見。 八重山日報1面トップ5/28 八重山毎日カラー 5/30
07年05月15日 大和ハウスと石垣市長の間に何があったのか? 選挙資金を大和ハウスから受けた状況証拠、司法が介入すべき
07年05月12日 昨年に続く2007年国内 初のサンゴ大産卵(5/5) 八重山毎日5/8 琉球新報5/8
07年04月19日 浜降りの日、米原の干出サンゴを 写す・下岸稔さん撮影
07年04月11日 大浜長照石垣市長・大和ハウスへの便宜供与を示 す録音記録 開発側に沿った発言しか出来ない奴に、市長の資格無し
07年04月09日 米原サンゴ礁を守る為の監査請求、そして住民訴 訟へ 八 重山毎日4/10
07年03月27日 風景づくり条例、全会 一致で可決 3月市議会最終本会議 八重山毎日
07年03月25日 「島の自然景観守れ」「条例を生かすのは私たち」 八重山毎日(島の未来を考える緊急市民集会)
07年03月24日 動き出した市民運動 八重 山毎日(緊急市民集会への案内文)
07年03月19日 「島の景観が危ない!」大規模開発に疑問噴出 八重山毎日(市民現地見学会)
07年03月17日 3月18日:市民現地見学会 3月24 日:島の未来を考える緊急市民集会
07年03月16日 県に不服審査申し立て 米原リゾート開発で反対派住民 八重山毎日3/17
07年03月15日 みんなの米原写真展「写真展に寄せられた皆さんからの声」を追加
07年02月26日 「観光と開発〜持続可能な発展をめざして〜」:石垣市観光と経済振興
石垣島出身 早稲田大学社会科学部 政策科学研究 上沼ゼミナール前花貴臣さんの研究論文
07年02月17日 「みんなの米原写真展」第3回・3 月7日〜14日 石垣市立図書館
07年02月16日 ヤポネシアビデオ日記 ダイワハウ スが破壊する石垣島の将来
07年02月11日 米原ビーチ漂着廃油ボール駆除&海浜清掃 報告 八重山毎日2/12 アト リエ八重山ブログ2/11 関 連情報
07年01月28日 「みんなの米原写真展」第2回・2 月7日〜14日 大浜信泉記念館
07年01月24日 八重山毎日 【論壇】米原問題の位 置ー米原問題は他人事か 新垣重雄
07年01月10日 「みんなの米原写真展」第1回・1月20日〜27日 WWF白保さんご村 ばなな日記1/25
07年01月08日 八重山毎日 島を愛する皆様へー共 に立ち上がろう、島を守るのは私たちだ 比嘉晶子
06年12月29日 ヤポネシアビデオ日記 ダイワハウ ス石垣島のリゾートホテル建設強行へ
06年12月25日 環境省・サンゴ礁保全行動計画で沖縄県選定「重要サンゴ礁海域」の詳細調査・保全管理計画策定へ
06年12月01日 石垣島の開発と保全を考える 石 垣島開発状況MAP  情報や えま12月号
06年11月23日 米原リゾート農振除外 (12月14日) 情報公開請求の受理そして・・・
06年10月10日 大和ハウス・米原リゾー ト計画地前・礁地内(イノー)サンゴ種調査開始、すでに10科55種確認。
06年09月10日 大和ハウス・米原リゾート計画地前・礁地内(イノー)マイクロアトール調査開始。
06年09月06日 ヤポネシアビデオ日記 ダイワハウ スとリゾートホテルとCM
06年09月05日 「自然との共生」を謳う大和ハウ ス・米原リゾート計画地前のニモ・モニタリング開始
06年08月19日 大和ハウス依頼?放置測量使用鉄筋16本回収。海岸 管理行政窓口に告発(GPS位置登録&撮影)
06年07月24日 米原ビーチ・アカウミガメ・ハッチアウト第二弾 1234567
06年07月21日 第8回八重山オニヒトデ対策連絡会議にて米原海域を重要サンゴ礁海域に指定
06年07月19日 5月に米原ビーチで産卵したアカウミガメのハッチアウト第一弾 1234
06年06月12日 石垣島より〜リゾート開発と新しい形の住民運動つぶ し 沖縄環境ネットワーク通信33号2006年5月25日発行掲載
06年05月21日 ヤポネシアビデオ/床田和隆氏diary5/30 1234
06年05月15日 5月7日第3回サンゴ礁調査「石垣島米原地区 ニュース」の誹謗中傷に対して抗議。
06年05月14日 国内最初のサンゴ大産卵・それ は石垣島米原から始まった(5/10)
06年04月20日 3月28日情報公開請求回答開発同意申請書(不受理)は、2005年6月14 日報道45m330室ではなく51.1m386室と 表記。
  最初から嘘をついていた大和ハウスは、どこまで石垣市民と石垣島の自然を愚弄するのか?
06年04月10日 ヤポネシアビ デオ/床田和隆氏diary〜4/10  大和ハウス、TBS筑紫哲也「ニュース23」のスポンサーに
     週刊金曜日3 月17日号表紙  記事「合衆国」の隙 間に入り込む大和ハウス
06年04月08日 大和ハウ ス米原リゾート開発計画の見直し案リンク切れ 2月4日大和ハウス工業主催説明会よ り
06年03月31日 米原リゾート計画地前海域 第2回サン ゴ礁調査実施。
06年03月19日 米原リゾート計画地前海域 第1回サンゴ 礁調査に大和ハウスへのメッセージ追加。
06年03月04日 ウミガメ孵化〜脱出ムービーリンク切れ 米原海岸でのアカウミ ガメ孵化〜脱出・撮影日2004年8月4日
06年02月24日 白保さんご村にて、市長選候補者懇談会を時間をずらして(大浜長照氏・友利一男氏)開催。
06年02月16日 jc市長選立候補予定者公開討論会にて大浜長照氏、米原リゾート計画5階建て何ら問題ないと発言!
06年01月20日 大阪大和ハウス本社に抗議行動、応対し た都市開発部部長は1987年長野県での担当者だった朝日新聞記事1/20
05年12月08日 米原自然観察会  参加者35名犬2匹中、米原リゾート開発担当者2名と他に所属不明2名。
05年11月25日 石垣市主催「景観学習会」にて、小浜致辰都市建設部長は大和ハウスに 建築物高さを13m以下に勧告を明言。
05年11月21日 沖縄県・石垣市が作成する開発に係わる指 針集。
05年11月21日 大和ハウス環境調査・情報開示請求・全文コピー入手。 海域調査ゼロ?ウミガメ調査3日間?住民ヒアリングゼロ?
asesu-s.jpg ・ 調査時期:平成17年(2005)6月28〜30日(3日間)
・調査面積:計画面積7.35haに対して約倍の20ha未満で海域は文献引用のみ!
左右画像は表紙と海生生物(サンゴ礁)3ページで間違いだら け。
<参考資料>
・カンムリワシ計画地内確認撮影
・計画地前海域サンゴ礁調査
・計画地前海域ウミガメ上陸MAP
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↓ 八重山サンゴ分布図(環境省03)1.7MB ↓ 石垣サンゴ分布図(環境省03)1MB ↓ 米原地区サンゴ分布図
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・05年 11月5.6日 石垣島祭りにて 「大和 ハウス・米原リゾート計画」反対署名活動 配布ビラ3600枚。*放置配布ビラ数枚!
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署名数 : 1977名
石垣市民:1355名
他/竹富町民&旅行者:622名
署名活動:AM10:00〜PM5:00
署名活動者数
11月5日:9名
11月6日:10名
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左 の子の真剣な眼差し!   彼 氏募集中ファッション?ゆかた姿の高校生。

  「米原自然観察会」(米原の自然が特別な訳)             石垣島自然観察の会会長 谷崎樹生

 米原の海を水中メガネや箱メガネでのぞいたことがある人なら、あそこが特別な場所だということがよくわかっているでしょう。一見どこにでも あるただの ビーチのように見える米原の海ですが、砂浜からほんの数メートル沖に出るだけで、生き物達であふれかえったサンゴ礁の世界を見ることができるのですから、 米原はやはり不思議の海・石垣島の宝です。
 米原の海がどうしてこんな素敵な場所になっているのか、今回の観察会では、米原の海を守り育んでいる巧妙な自然 の仕組みを探ってみましょう。  
 米原には市営キャンプ場があるのでビーチも市営海水浴場になっていると思っている方も多いようですね。実際トイレや無料更衣室やシャワーもあるし、夏の 間は監視員さんもいるので泳いでいる方もたくさんいます。最近、シュノーケリングをする時に気をつけることを呼びかける看板も立ちました。離岸流(リップ カレント)による事故を防ごうと、注意を呼びかける看板もあります。  
 が、しかし、米原ビーチは市営海水浴場ではなく、泳ぐ人は危険を承知の上、あくまで自己責任で海に入って下さいということのようです。実際毎年のように 水難事故が起こっていますが、それでものぞいてみたくなるほど美しい別世界が、米原の海の中には広がっているのです。  
 石垣島では赤土汚染と海水温の上昇による白化現象でサンゴがどんどん死んでいますが、よそと比べると米原のサンゴ礁はまだまだ元気です。リーフ内の浅い 海に元気なサンゴが良く残っているのは、米原の地形・地質・潮流・河川水の流入など、様々な条件が全てサンゴの健康を維持するためにプラスに働いているか らです。  
 米原の自然が作った赤土汚染が起こりにくい仕組みや、栄養塩類をたっぷり含んだ森のスープがサンゴを育てる仕組みを考えながら浜を歩きましょう。風が運 ん だ砂が積もってできた砂丘上の海岸林や海浜植物たちの観察を通して、米原の自然が今後どのようになろうとしているのか「森の意志」を読み解きながらヒトが 自然に対してできることと、してはいけないことを考えてみるのも良いでしょう。  
 観察会の後は海浜清掃を行います。人工物ゴミを徹底的に拾い集めて風景を変えてしまいましょう。

◆日時:12月10日(土) 11日(日) 午後2時米原キャンプ場公民館口集合、2時間程度、参加費1人100円以上。
申し込み・問い合わせは 090-6863-5039(谷崎携帯)です。今回の観察会は米原住民有志の方々との共催で行います。
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参加者35名犬2匹中に米原リゾート開発側担当者2名、米原の自然を理解せずに計画した証しですね。
沖縄県・石垣市指針集
大和ハウスが米原リゾート計画前に 調べていなかった、 沖縄県及び石垣市の条例・要綱・基本構想・基本計画他。下記条例・要綱・基本構想・基本計画のどこにも 完成想像図の計画を容認出来うる項目が 見つからない。
・自然環境の保全に関する指針 平成5年
・沖縄県環境基本条例 平成12年4月1日施行
・沖縄県景観形成条例 平成14年4月1日施行
・沖縄県石垣都市計画(原案) 平成14年4月2日決定
・沖縄県総合土地対策要綱 平成14年10月30日改正
・琉球諸島沿岸海岸保全基本計画(PDF) 平成15年5月30日発表
・石垣市自然環境保全条例 平成3年12月20日
・石垣市自然環境保全条例施 行規則 平成4年4月15日
・石垣市景観形成条例 平成3年12月20日
・石垣市景観形成条例施行 規則 平成4年4月15日
・石垣市開発事業事前指導要綱 平成4年4月14日
・石垣市開発調整会議設置要綱 平成4年6月30日
・石垣市第3次総合計画基本構想 平成12年4月1日発表
・石垣市第3次総合計画基本計画(76P PDF) 平成12年4月1日発表
・石垣市平成17年度 施政方針 平成17年4月1日発表

公開質問状
【 米原リゾート開発計画に関する質問 】

石垣市長 大浜長照 様
石垣市都市建設部 様

 米原リゾート開発計画についておたずねします。
 新聞報道等によりますと、石垣市の指導がどのようなものであったのか疑問に思うことがいくつかあります。以下におたずねしますので、1月13 日までにご回答くださいますよう、お願いいたします。
 なおこの質問は、今後、米原リゾート開発計画を考える際に市民みなさんの参考になると考えますので公開させていただきたいと思います。

1.石垣市民への同計画への説明の必要性について

1‐1 
 石垣市が観光立市であることを考えれば、石垣島で1,2を競う程の人気エリアである米原におけるリゾート開発問題は、この島を愛する全ての人 の問題であると私たちは考えます。また、景観としての自然、生態系としての自然は一地域だけを切り取って考えることはできないと私たちは考えます。石垣市 はどのようにお考えでしょうか。

1‐2
 昨年8月27日の琉球新報において、小浜都市建設部長は「自然環境を考慮に入れた開発が大切。建設地域だけではなく、石垣市全体の問題」とコメ ントされています。私たちも同様に考えます。
 また事業者は、近隣集落に対する説明会も米原と並行して行うと言っていましたが、いまだ一度も行われておりません。
 以上を鑑み、事業者は広く石垣市民に対する事業説明会を開催する必要があると私たちは考えます。
 そこで、事業者に対し1月末の事業説明会は石垣市の調整のもと、市民会館等で、米原住民だけでなく市民誰もが参加できるよう、事業者に対し指 導していただけないでしょうか。

2.事業者に対する事前指導について

2‐1
 石垣市には開発事業事前指導要綱がありますが、現在、開発同意申請が出されたままになっている米原リゾート開発計画を見る限り、とてもこの指 導要綱に沿った内容とは思えません。
 石垣市は大和ハウス工業(株)、(株)興ハウジングに対し、いつ、どのような指導をされたのでしょうか。
 上記指導要綱等を知らない者が聞いても分かるように具体的に回答をお願いします。

2‐2
 また、事業者がこれらの指導に従わなかった場合、どのような措置をとるお考えでしょうか。

3.環境アセスメントについて

3‐1
 石垣市は事業者に対し「任意の環境アセスメント」を要請したと聞いています。この「任意の環境アセスメント」とは、行う、行わないは任意であ るものの、環境影響評価法に基づく環境アセスメント(環境影響評価)と同じ手続きをとる必要があるものと考えてよいのでしょうか。

3‐2
私たちは石垣市の要請にもとづいて環境アセスメント(環境影響評価)が実施されたものと思っていました。
事業者側は昨年6月14日の八重山毎日新聞によると
「市は事前協議のなかで、両社に対して任意のアセスを行うよう要望した。両社はすでに任意のアセスを実施しており、市に報告書を提出すること にしている。」
また同年7月9日の沖縄タイムスによると
「市から事前に求められた環境アセス調査もすでに実施」、
そして同年8月28日の八重山毎日新聞によると
「自主アセスとして専門業者に調査させている」とあります。
 しかし同年12月8日の米原における代表者会議で「環境調査であり環境アセスメントではない」と述べました。
 そして、今後も環境アセスメントに則った手続きを行う予定はない、と述べましたが、あらためて環境アセスメントを実施するよう重ねて指導し ていただけないでしょうか。
 昨年6月14日の八重山毎日新聞に、「市は今後、意見照会の結果や任意アセスの内容、住民の意向などを勘案して、今月中に計画に同意するか決 める。」と、あります。
 アセスメントに関して石垣市は、このような任意アセスでもない環境調査の内容で、この計画に同意できるのですか。

3‐3
 また、この環境調査は内容も現地調査が3日間で、海域の現地調査は行わず、古い文献からのしかも歪曲した引用を用い、中には改ざんとしか思え ない部分もあります。(資料添付)
 もし今後、事業者が環境アセスメントを実施するとしても、このような内容を出してくる事業者の調査結果は信用することができませんので、市民 参加型の合同環境アセスメントを実施するよう指導していただけないでしょうか。

4 その他

4‐1
 現在、石垣市都市計画課が企画した市民会議が持たれています。そして市民会議の中で米原とその周辺地域が重点課題地区に設定されました。時を 同じくして農業振興地域の見直しが行われている最中であり、3月に結果が出されると聞いています。
 一方で保全すべきとの結論が出されたときに、他方で開発のための農振除外という結論が出てしまっては検討の意味がありません。
 市民会議での結論が出て、景観法のガイドラインが策定されるまでの間、米原での農振除外をしないように石垣市の内部で調整していただけない でしょうか。
        
    平成18年1月6日
             
石垣島の自然と景観を考える連絡協議会
世話人  川上博久

石垣島赤土監視ネットワーク
代 表  佐伯信雄


「米原・富野海岸自然観察会」(森と海の良い関係について考える)
                    石垣島自然観察の会会長 谷崎樹生
 米原・富野付近は石垣島の中でも陸と海、森とサンゴ礁の関係が最も良好に保たれている地域です。桴海於茂登岳に降った雨は、山頂付近の花崗岩地帯で濾過 され、山腹のトムル層(緑色片岩)の上を渓流となって流れ下って、山麓の琉球石灰岩地帯では一部は地下に潜り込み地下河川となって海岸や海底で湧き出して います。
 他の地域では赤土汚染が大問題になっていますが、この地域ではこのような自然の仕組みによって、森とサンゴ礁の良好な関係が保たれているのです。
 今回の観察会では米原キャンプ場公民館口から入って、砂丘上の海岸林や砂浜の海浜植生、干潟の海草藻場、琉球石灰岩の岩礁海岸地形、潮溜まりの生物、星 砂など有孔虫の生きている姿、海食洞、鍾乳洞、地下河川などを観察しながら佐久田川河口まで行き、折り返してヤドカリ浜から県道に上がり、公民館口に戻る というルートを歩きます。
 佐久田川を河口から遡上するルートも検討したのですが、昨年の台風で随分荒れて歩きにくくなっています。このルートは何度か大雨が降って倒木や下草が整 理されてから「佐久田川自然観察会」として別の機会に紹介します。
◆日時 6月16日(土) 午後2時 17日(日)午後2時 18日(月)午後3時
米原キャンプ場公民館口集合、二時間半程度、参加費一人百円以上。
申し込み・問い合わせは 090-6863-5039 (谷崎携帯) です。
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