オニヒトデの形態

 背面に多数の棘がある (→ 外からの攻撃を防ぐ)

 多数の腕に無数の管足 (→ 基盤にしっかり張り付く)

 内部骨格は結合していない、上下方向に薄い体である   
       (→ 柔軟に狭い隙間に潜り込む)

 口から胃を押し出し体外でサンゴを消化する
       (→ 餌のサンゴの多様な形に対応できる)

 多数の腕の中に栄養貯蔵器官と生殖巣を充満させる
       (→ 栄養貯蔵と生殖巣の容積を大きくする)

オニヒトデの形態的特徴とその機能は、サンゴをしっかり食べて卵・精子をどっさ り作って繁殖できるようになっていて、サンゴ礁という生息環境に見事に適応・進化したことを示している。

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