漂着廃油ボールを回収
八重山環境ネットワーク
星野、平野海岸で
去る6日に石垣市内の星野海岸で発見された漂着廃油ボールが同日夜、市内平野海岸でも漂着していたのを一般市民が発見。八重山環境ネットワークは10日
午後、両海岸で回収作業に当たった。石垣海上保安部ではこれらの廃油ボールの排出源について調査を進めるとともに、今後も監視を続けることにしている。
先月下旬から沖縄本島西海岸に大量の廃油ボールが漂着、宮古島でも漂着が発見された。市内では先週、星野、平野海岸に漂着していたのを一般市民が見つけ
た。
今回は漂着量が少なく、この日回収された廃油ボールは、星野海岸では約100メートルの範囲にわたってごみ1袋分、平野海岸では西側と東側に分かれて漂
着しており、合わせて約500メートルの範囲にわたってごみ袋半分ほどが回収された。
同保安部では本島海岸や宮古島に漂着した廃油ボールと同一かどうか調査するとともに、今後大量漂着が発見された場合、八重山環境ネットワークをはじめ、
一般市民の協力を求めている。
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市内星野、平野両海岸に漂着した廃油ボールを回収する八重山環境ネットワークの関係者
ら |
■石垣市内の星野、平野両海岸で廃油ボールが漂
着。八重山環境ネットワーク関係者らが回収作業を行った。ボール状になっているものもあれば、岩の間にべっとりとくっついているものも。関係者らはせっせ
と回収作業に汗を流した。本島では大量の廃油ボールが漂着しており、同一のものかどうかはまだ分からないようだが、漂着廃油ボールは、繰り返し漂着する可
能性が高いという。
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