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大発生オニヒトデの歴史
オニヒトデの異常発生及びサンゴ食害状況調査報告書(日本財団) より
1938年     与論島       (Birkeland and Lucas 1990)
1953年11〜12月 八重山諸島、鳩間島 (環境庁 1973、1974)
1955年     奄美大島、笠利地  (白井祥平 1956)
1957年〜1959年 宮古島       (環境庁 1973)
1969年     沖縄本島、久米島  (山里清 1969)
1974年     八重山諸島全域   (海中公園センター1984)
1974年〜    沖縄本島、与論島から四国南西岸、紀伊半島、三宅島まで至る

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八重山海域オニヒトデ駆除推移 資料提供 八重山海中公園センター
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年度
駆除数
海域
日付
八重山毎日・八重山日報新聞 記事見出し
1972年 昭和47
10,850
鳩間島
1972/10/31
鳩間島周辺にオニヒトデ 3.3平方mに20匹(八重山毎日)
1973年 昭和48
52,650


1975年 昭和50
10,578
小計74,078


1974年 昭和49
約20,000
石西礁湖


1975年 昭和50
25,624
1975/03/15 竹富島の南東海域で撲滅作戦 初日に1,000匹退治(八重山毎日)
1976年 昭和51
約10,000
1976/02/17
オニヒトデ退治 今日から竹富の南東で(八重山毎日)
1977年 昭和52
約20,000
1977/12/06
初の大作戦 竹富西と黒島東 1200匹を撲滅(八重山毎日)
1978年 昭和53
約80,000


1979年 昭和54
約45,000


1980年 昭和55
約120,000
1980/11/13
海中公園区域で駆除作戦実施 40日間で8万匹目標(八重山毎日)
1981年 昭和56
515,750
1981/06/03
竹富島で駆除作戦を展開 7時間で5万匹も(八重山毎日)
1982年 昭和57
約270,000
1982/05/26
八重山漁協主催で約200人集結 7万匹を捕獲(八重山毎日)
1983年 昭和58
233,717
1983/11/10
西表崎山湾のサンゴ危機 近辺に 密集域(八重山毎日)
1984年 昭和59
105,527
1984/03/23
フサキビーチ一帯のオニヒトデ 3,000匹を駆除(八重山毎日)
1985年 昭和60
70,680
1985/10/02
波照間島で初の駆除作戦 3,000匹を退治(八重山毎日)
1986年 昭和61
7,278


1987年 昭和62
7,411
1987/01/12
オニヒトデ減少傾向 竹富町新年度も継続(八重山毎日)
1988年 昭和63
約8,000


1989年 平成1
約8,000
1989/04/16
川平観光業組合がオニヒトデ約千匹を退治(八重山日報)
1990年 平成2
約2,000


1991年 平成3
約1,500


1992年 平成4
約1,500
1992/01/10
オニヒトデ食害の石西礁湖でサンゴの再生進む(八重山毎日)
1993年 平成5
約1,500


1994年 平成6
1,465
合計1,629,030



大発生後の八重山海域(石西礁湖)生サンゴ被度経年変化 

■ が50%以上の生サンゴ分布 八重山海中公園センター
大発生数年後に駆除海域を絞り込み、サンゴ群集の残る 小浜島北と西表島古見沖
駆除を集中(1984 年図参照)。1987年を境に以 後、生サンゴ被度は増加した。
しかし、これは石西礁湖内だけの話で、石垣島周辺礁斜 面ではより早く再生が進行した。

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