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2005年07月24日

漂着物をアートに 八重山環境ネット
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 【八重山】環境保全に関心を持ってもらおうと、八重山環境ネットワーク(佐伯信雄会長)は16日、 「第2回漂着物アート 展」を開催した=写真。17日までの予定だったが、台風のため1日だけとなった。
 展示されたのは小学生から一般公募で集まった220点。昨年の倍以上の作品が並び、市民の関心の高さをうかがわせた。
 アート展では、サンゴや貝殻のかけらを組み合わせたカメなどの生物や、木片を彫ったお面、漂流して角が取れたガラス片をつなぎ合わせた絵など、多彩な作 品が展示され、会場を訪れた小学生や家族連れなどが見入っていた。
 アート展の開会式で、八重山環境ネットワークの池田元副会長は「3、40年後もきれいな海であるよう、さまざまな活動に取り組んでいきたい」とあいさ つ。石垣海上保安部の梯(かけはし)哲也警備救難課長は「多くの人に見ていただき、環境について考えてもらいたい」と呼び掛けた。
(7/24 9:59)