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リーフチェック詳細
      1. 論理的根拠・目的・組織
      2. 各国コーディネーター
      3. 時期・調査方法・データ処理
      4. 適任・賠償責任
      5. 免責同意書

 サンゴ礁は世界第二の生物多様生態系で、生態学上重要な研究対象になってきま した。 サンゴ礁は食料資源や、薬品用化合物源として経済的価値が高く、また嵐のとき海岸線を波の浸食から守ってくれます。 サンゴ礁島やその白い砂浜は何百万人もの観光客を魅了し、世界700万人のスクーバダイバーがサンゴや色鮮やかなリーフフィッシユを 求めて旅をします。

 サンゴ礁は地球最大の生態系で、宇宙からも眺められるか知れません。その重要 性にも拘わらず、 サンゴ礁生物が人的影響に対して、どのように反応するかを理解するために殆ど何もなされてきませんでした。
 サンゴ礁の社会経済学・生物学に関するより多くの情報は、他のサイトから閲覧 できます。私達のサンゴ礁関係リンクリストを見て下さい。

リンク集(海外)
サンゴ礁関連リンク&組織(国内)

1.論理 的根拠

 ダーウィンの時代から、科学者はサンゴ礁を監視し続けています。1993年グ アム国際サンゴ礁学会 (マイアミ大学Robert Ginsburg教授主催)は、世界のサンゴ礁現状についての討論では、多数のサンゴ礁学者が一堂に会する一つの転機と なりました。世界のサンゴ礁現状の全体像を把握するには、あまりにも情報不足である事が、会議の終わりに明らかになったのです。

 サンゴ礁学者のあるグループは、これまで科学者が取ってきた標準的な監 視方法にも 何か問題があるのではないかと考えました。 これらの調査法は、社会生態学・研究の為に考案されたもので、サンゴ礁の健康が損なわれた時には影響しない、多くのパラメーターが 含まれています。科学者は、サンゴ礁に及ぼす人的影響を調べるには、異なる調査法が考案されなければと感じました。何故なら、それは 防ぐことの出来る影響だからなのです。

 従来の科学的アプローチに関する別の問題として、サンゴ礁学者の数が非常に少なく、その殆どが多忙のために、 時折しか調査出来ない事が分かりました。ですから、サンゴ礁の健康状態を調べるデータベースには非常にむらがあり、容易に比較出来ない のです。解決策は、毎年一定期間・地球規模の調査を組織する−ボランティアの協力を得て、世界のサンゴ礁健康状態に関する総観的調査を 行う事です。サンゴ礁に注意を喚起する為、Ginsburg博士率いるサンゴ礁学者のグループが、1997年国際サンゴ礁年を宣言しました。 リーフチェックのコンセプトはここから始まり、1996年初めに構想され、1997年7月22日グレゴー ル・ホジソン 博士とShaun Waddell博士によって「リーフチェック」と名付けられました。

 目 的
 リーフチェックは経験豊かな海洋科学者に率いられた、レジャー ダイバーチームによるグローバルボランティア活動です。これには二つの目的があります。

  1. サ ンゴ礁の価値と生態系への脅威、これらの解決策について 社会の注意を喚起する事。
  2. 全 世界のサンゴ礁に対して、人的影響レベルの科学的有効かつ総観的な見解を得る事。
 組 織
 リーフチェックは、世界中の何百人もの科学者やダイ バーによって支援されたボランティアプログラムです。本部は米国UCLA研究所内リーフチェック財団に あります。私達は、幾つかの国内および地域調整センターに責任を分担しました。あなたが、私達の国内あるいは地域コーディネーターの近くにお住まいでしたら、トレーニング/資金調達/場所選定/その他に ついて連絡を取って下さい。それから私達の提供する登録申請 用紙を使って、本部に直接 登録して下さい。
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2. 各国コーディネーター
オーストラリア/カンボジア/コロンビア/フランス/香港/インドネシア/日本/マレーシ ア/パナマ/フィリピン/紅海/台湾/タイ/英国/アメリカ/ベトナムの地域コーディネーター/全国コーディネーターは、以下のとおりです:
オーストラリア
(西オーストラリア
Chris Simpson
Manager of the Marine Conservation Branch
Conservation and Land Management (CALM)
chriss@calm.wa.gov.au
(東オーストラリア
Andy Dunstan
Undersea Explorer
Tel:(61-70)99-5911 Fax:(61-70)99-5914
adunstan@ozemail.com.au

バーレーン
Jassim Al-Qaseer
Director of Fisheries
Tel:(973)729-595 Fax:(973)728-459
rogeru@batelco.com.bh

ベリーズ
Shawn Brooks
Tel:(972)234 8750 Fax:(972)680 7114
sbrooks@waymark.net

バミューダ
Bermuda Aquarium Museum and Zoo
Tel:441-293-2727 Fax:441-293-2176
bamzops@ibl.bm

ブラジル
Viviane Testa
Centro de Pesquisa em Geofisica e Geologia-IGEO
Tel:+55.(0)71.332.67.60/237.04.08
Fax:+55.(0)71.332.67.60/247.30.04
vtesta@cpgg.ufba.br

カンボジア
Vicki Nelson
Danida Coastal Zone Management Project
vicki@bigpond.com.kh

ケイマンアイランド
Dr.Carrie M.Kievman
Marine Environmental Research Institute
Kean University
Tel:(908)527-2515 Fax:(908)527-2517
CoralReef@turbo.kean.edu

香港

コロンビア
Matt Wheeler
mwheeler@bigpond.com.kh

エジプト
Dr.Moshira Hassen
Independent Consultant
Tel:(49)431-600-2822 Fax:(49)431-600-2941
moshira@gmx.net

フランス(フランス領ポリネシア他)
Michel Pichon
Laboratoire de Biologie Marine et Malacologie
E.P.H.E.University de Perpignan
Tel:(33-4)6866-2055 Fax:(33-4)6850-3686
pichon@univ-perp.fr

フィジー
Ed Lovell
Bilogical Consultant
lovell@suva.is.com.fj

グァム USA
Sandra L.Romano, PhD
Research Associate Marine Laboratory
University of Guam
Tel:(671)735-2176 Fax:(671)734-6767
sromano@uog9.uog.edu

インド
B.R.Subramanian
GCRMN
Kooqal Big Anna University
アンダマン アイランド
Manavi Thakkar
manavi_tha@hotmail.com

インドネシア
Gayatri Lilley
World Wide Fund for Nature
Tel:62(21)720-3095 Fax:62(21)739-5907
glilley@wwfnet.org
Bintan
Charlotte Jayne Caffrey
Bintan Resort Mamagement
Tel:(65)274-8028
rpcc@pacific.net.sg

ジャマイカ
Katy Thacker
Executive Director
Negril Coral Reef Preservation Society
coralreef@cwjamaica.com
Jeremy Woodley
GCRMN
woodley@uwimona.edu.jm


日本
宮本 育昌
CoralNetwork
〒243-0411 神奈川県海老名市大谷3841伊藤コーポ201
Tel/Fax:046-233-7519
miyamoto@rel.ebina.fujixerox.co.jp

渡辺 暢雄
CoralNetwork
〒134-0084 東京都江戸川区東葛西7-3-8-602
Tel:090-3211-4019
Fax:048-790-1981
nobuo.watanabe@fujixerox.co.jp

ケニア
Nyawira Muthiga
GCRMN
nmuthiga@AfricaOnline.Co.Ke

マレーシア
Steve Oakley
Institute of Biodiversity and Environmental Conservation
Universiti Malaysia Sarawak
Tel:(082)67-1000 x254 or x260
Fax:(082)67-1903
soakley@tualang.unimas.my
 
モルジブ
Hussein Zahir
Marine Research Section
Ministry of Fisheries and Agriculture
Tel:(960)32-2328 Fax:(960)32-2509

H.Maniku
GCRMN
Ministry of Fisheries and Agriculture

マーシャルアイランド
Franklyn Tan Te
Marine Science Program Coordinator
College of the Marshall Islands
Tel:692-625-3394 Fax:692-625-7203
frankte@yahoo.com

ネザーランドアンテル
(オランダ領西インド諸島)
Curacao
Paul C.Hoetjes
Scientific Coordinator
Reef Care Curacao
reefcare@cura.net

ニューカレドニア
Dr Pierre THOLLOT
T&W Consultants
thollotp@canl.nc

パラオ
Ann Kitalong
Kitalong@Palaunet.com

パナマ
Angel Tribaldos
Asociacion Oceanica de Panama
Tel:(507)260-8265 Fax:(507)226-2020
angeltri@pty.com

パプアニューギニア
Norman Quinn
Marine Biologist
University of Papua New Guinea
Tel:(675)326 7228
quinnnj@upng.ac.pg

フィリッピン
Laurie Raymundo
Adjunct Researcher
Silliman University Marine Laboratory
Tel:(63-35)225-2500 Fax:(63-35)225-2500
mlsucrm@mozcom.com

サウジアラビア
Lyndon DeVantier
AIMS
coralfish@bigpond.com

南アフリカ
South African Underwater Ecology Society(SAUES)
saues@thrasher.co.za>

南アジア地域
Jason Rubens
Regional Co-ordinator
Global Coral Reef Monitoring Network(GCRMN)
Tel:+ 94 74 511166 Fax:+ 94 1 580202
reefmonitor@eureka.lk

スリランカ
Arjan Rajasuriya
GCRMN National Coordinator for Sri Lanka
Coral Reef Research Programme
Tel:(941)52-2000 Fax:(941)52-2932
arjan@nara.ac.lk

台湾
Allen Chen
National Museum of Marine Biology
Kaohsiung Taiwan
Tel:(8867)525-5027 Fax:(8867)525-5027
allen@mail.nsysu.edu.tw
Keryea Soong
Institute of Marine Biology
National Sun Yat-sen University
Tel:(8867)525-5109 Fax:(8867)525-5100
keryea@mail.nsysu.edu.tw

タンザニア
Damon Stanwell-Smith, PhD
Research Programme manager
Tel:00 44 171 613 2520 Fax:00 44 171 613 2992
damon@frontier.mailbox.co.uk
C. Mohando
GCRMN
University of Dar es Salaam

タイ
Anne Miller
Tel:(66 76)26-3306 Fax:(66 76)26-3286
indepth@loxinfo.co.th

英国
Alastair Harborne
Science Coordinator
Coral Cay Conservation Ltd.
Tel:44-71-498-6248 Fax:44-71-498-8447
ccc@coralcay.demon.co.uk

アメリカ
 (東アメリカ
Ben Haskell
Science Coordinator
Florida Keys National Marine Sanctuary(FKNMS)
Tel:(305)743-2437 Fax:(305)743-2357
bhaskell@fknms.nos.noaa.gov
Alex Stone
ReefKeeper International
a_stone@reefkeeper.org
 (南西アメリカ
Shawn Brooks
Business Tel:(972)234-8750 x2431
Business Fax:(972)680-7114
Home Tel:(972)509-4758
sbrooks@waymark.net
 (ハワイ
マウイ + カウアイ
Carl Stepath
Executive Director Save Our Seas 
Tel:(808)826 2525 Fax:(808)826 7770
sos@aloha.net
ビックアイランド
Sara Peck
School of Ocean and Earth Science and Technology
University of Hawaii
Tel:(808)329-2861 Fax:808-329-6998
peck@hawaii.edu

USバージンアイランド
Barbara Kojis
University of the Virgin Island,
Tel:(340)-693-1388 Fax:(340)-693-1358
bkojis@uvi.edu

ベトナム
Vo Si Tuan
Institute of Oceanography
Fax:(8458)88-1152
haiduong@nhatrang.teltic.com.vn
 
 
 

 私達は、世界を網羅するネットワークの為に、他地域よりのボランテアを歓迎します。
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3.時期
 リーフチェックは、1月1日から終年で行われます。私達は10月10日までのデータ提出を、調査結果レポート作成の 為に各チームに 要求します。11月中旬頃に香港で国際的プレスリリースが開かれます。12月2日以降、各地域コーディネーターは、自国の調査 結果に焦点を当てて記者会見を行っていただきます。

 調査方法
 リーフチェック基準調査法は、非公式のリーフチェック科学委 員会により討議/認可されました。 調査法は、既存の調査法に出来るだけ合わせるよう注意が払われました。しかし、プロジェクトの目標が人的影響を探る点に絞られている為、 簡約化のための幾つかの違いがあります。例えばリーフチェックには、サンゴ成長率記録調査は無く、このパラメーターは省かれています。 しかし、イセエビやハタ類など、一般的に収穫されるサンゴ礁生物を数える調査が含まれています。私達は、一連の世界的/地域的指標生物を 選びました。

 チームは全て、基準調査法に従う必要があります。基準調査法以外にチームが希望する付加的調査を行う事はかま いません。 その結果がリーフチェックに関係するものであれば、採用されるか少なくとも付随してメディアに報告されるでしょう。

 データ処理
 各チームは、集めたデータ/エラーチェック/データ処理に対して責任を負います。これはカウント内容要約/合計/平 均などを出す単純な 作業になるでしょう。データは編集のため地域センターに提出され、最終的に本部に提出されます。情報を広く社会に伝える為、専門的統計 データ収集よりも様々な形で人的影響を受けている、世界中のサンゴ礁報告を目指しています。さらに科学的分析による毎年のサンゴ礁現況 グローバルレポートを発表する計画です。
 
4.適任
 各チームは、最低、有資格サンゴ礁科学者1人と、指定調査生物を同定できて調査を遂行できるようトレーニングされた ダイバーチームで 構成されます。リーフチェック登録は、申請用紙に記入して本部に送らなければなりません。
調査法は、高校生から参加出来る様に、出来るだけシンプルに作られています。実際のチームサイズは、ダイバーのペア4組ですが、 それより大きいグループや小さいグループでも対応出来ます。ダイバーは、水中調査可能な経験が必要で、メンバーが適任かを決定する のはチームリーダーです。チームリーダーは、自分たちの地域での賠償責任が何かをチェックし、参加者は全員賠償責任免責同意書に サインしなければなりません。

 賠償責任
 リーフチェックは、ボランティアプログラムであって組織ではないので、何ら賠償責任はありません。リーフチェック参 加者は、 自身の意思でリーフチェック調査法に従う選択をした独立した個人とみなされ、自身の安全についての全ての責任を負うものとします。
リーフチェックでは、潜水深度は12mまでと制限し、危険を最小限にする工夫をしていますが、事故は何処でも起こり得ます。 国によっては、個々のチームリーダー/ダイブマスター/ボート操縦者などが、メンバーの安全に対して何らかの責任を負うかもしれません。 各参加者は参加決定の責任を持ちますが、チームリーダーは参加者に対し、調査を遂行する経験の有無をアドバイスをします。 十分用心を期したい為、チームリーダーはスポンサーを含める必要がある時は修正を加え、下記の賠償責任免責同意書にサインを してもらわなければなりません。調査完了後最低一年間は保管しておくべきです。

 
免責同意書

  私は、リーフチェックがボラン ティア・プログラムであることを知っており、参加しなくてもよいことを認めます。

 私は、リーフチェック調査法が、スクーバダイビン グに伴うい かなる危険をも 最小限にとどめるからではなく、それが科学的情報収集の適切なる方法を提供するがゆえに、リーフチェック調査法に 従う選択をした事を認めます。

 私は、科学とサンゴ礁保護に寄与すべく、私自身の 自由意思に 於いてこのボランティア活動を 行う選択をしたのであり、私のみが、自身の安全と被り得るいかなる障害に対しても責任を負うものである事に同意します。

 私は、GregorHodgson・ ReefChek財団・ 及び従業員・代理人・請負業者・チームリーダー・ あるいは他のボランティアであろうと、上記の如何なるものにも関わりある人物を告訴しない事に同意します。

 私は、自身の安全に対する責任や、リーフチェック 調査法に従 う過程に於いて、あるいは、 それから逸脱した活動に於いても、私が被り得る障害に対する責任から、それら全ての人々を免責します。

署名:_ _ ___ _ _ _ __ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 日付:_ _ _ _ _ _ _ _ _ _

姓名(楷書で):___ _ __ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 

 
 調査可能サイト/グループ
 リー フチェッ クチーム(チームリーダー/ 調査位置)は、チームリストをクリックして確認して下さい。新規グループは重複をさける為、 新しい調査位置を選ぶよう努めて下さい。
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