2001年5月14日
台風第1号直撃
 5月14日の天顔川
 台風第1号は沖縄本島西側を通過し、1日の総雨量は146.5mmを記録した。
豪雨の度に繰り返される土砂汚染。
 天顔川河口から金武湾を汚染する土砂。右側堤防内は石川漁協具志川支部の漁港。
 14日当日、具志川支所の中村所長は汚染海域の状況をビデオに撮り、即座に県水産業中央会に調査を要請した(私にも連絡あり)。

 同中央会は県水産試験場普及センタ−と県文化環境部環境保全課(赤土対策班)に調査の同行を連絡。
翌15日、中村所長から道案内を頼まれ、天顔川の主な汚染源である石川市楚南土地改良区を合同で調査、農地に雨水によって削られる溝(ガリ)や土砂の流出跡を見てまわった。
 そこで目にした光景は、農家の人が自分の農地に外から雨水が流入しないように道路にセメントでブロックを積み上げていました。
濁水のように流れ込む雨水から肥沃な農地の表土をまもるためだそうです。

 県の赤土対策班は県の農地課に報告すると話していましたが、何ゆえにも赤土流出防止条例施行前の土地改良区だけに条例の適用外であり、打つ手はあまりありそうにありません。
そればかりか、台風による天災とかたずけられてられてしまうのではないか懸念している。